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カミソリで太ももがブツブツになった話と毛抜きの結末
太ももの赤いぶつぶつを消そうとして、私がやったことを順番に書きます。
先に結論を書いておくと、全部だめでした。だめというより、やるたびに悪くなりました。
この記事を書いているのは33歳の男です。
20代の前半から太ももの赤いぶつぶつに悩んで、市販薬も皮膚科も自己処理も一通り試しました。
最後に脱毛をして、5年たった今も再発していません。
医療関係者ではないので、ここに書いてあるのは全部ただの個人の体験です。
太ももの毛をカミソリで剃ってブツブツが増えた
最初にやったのがカミソリです。理屈はこうでした。毛が濃いから赤い点が目立つ。
だったら毛を無くせば目立たなくなる。いま読むと笑ってしまいますが、当時は本気でそう考えていました。
風呂場でボディソープを泡立てて、太ももを剃りました。剃った直後は、確かにすっきりします。
赤い点も、毛がない分だけ目立たなくなった気がしました。
問題は2日後です。
カミソリで剃った太ももがブツブツになる仕組み
剃って2日ほどで、剃った範囲の広い部分に赤い点が増えました。
前からあった場所だけではありません。それまで何もなかったところにも、新しく出ました。
そのうえ、生えかけの毛がちくちくして、ズボンの内側に当たるたびに気になります。
調べて分かったのは、剃るという行為が毛穴のまわりの皮膚を一緒に削っているということでした。
刃が通ると、毛だけでなく角質の表面も持っていかれます。
そこに菌が入れば炎症が起きます。
さらに、断面が斜めに切られた毛が伸びるときに、皮膚に刺さったり内側に巻き込んだりします。
私がやっていたのは、ぶつぶつを減らす作業ではなく、ぶつぶつの材料を増やす作業でした。
それでも、しばらくカミソリをやめられませんでした。剃った直後の見た目が、剃る前よりましに見えたからです。
2日後に悪くなることは分かっているのに、その日の見た目を優先していました。
太ももに除毛クリームを使えば安全だと思った
カミソリがだめなら、刃を当てなければいい。次に手を出したのが除毛クリームです。
薬局で買ってきて、説明書どおりに塗って、指定の時間だけ置いて洗い流しました。
毛は確かに溶けます。カミソリよりも仕上がりはなめらかでした。
ただ、洗い流したあと、太ももの広い範囲が赤くなりました。
除毛クリームの失敗は毛穴ではなく肌全体に出る
カミソリの失敗は、毛穴ごとに赤い点が出ます。除毛クリームの失敗は、塗った範囲全体が赤くなるのが違いでした。
ひりひりして、熱を持った感じが半日ほど続きました。除毛クリームは、毛のたんぱく質を薬剤で溶かして切る仕組みです。
皮膚もたんぱく質でできているので、肌の弱い部分は一緒に傷みます。
しかも私の太ももには、すでに毛嚢炎の赤い点がありました。
炎症を起こしている場所に薬剤を乗せたわけですから、悪化して当然です。
これは2回か3回でやめました。カミソリと違って、失敗したときの見た目があまりにひどかったからです。
太ももの毛を毛抜きで抜くと地味に悪化する
最後にやったのが毛抜きです。刃も薬剤も使わないので、一番安全だと思っていました。
風呂上がりに、気になる毛を一本ずつ抜いていきます。抜いた瞬間はすっきりします。
毛根から抜けるので、カミソリより長持ちもします。この「長持ちする」という感覚が、たちが悪かったです。
毛抜きでぶつぶつと埋没毛が増えた
抜いたところは、数時間後に赤く腫れます。毛穴が開いて、そこに炎症が起きるからです。
1本や2本なら気になりませんが、何十本も抜けば面で赤くなります。
そしてもうひとつ、埋没毛が増えました。埋没毛は、皮膚の下で毛が伸びてしまって外に出られなくなった状態です。
嵌入毛(かんにゅうもう)とも呼ばれます。黒い点が皮膚の中に透けて見えて、触るとぽこっと盛り上がっています。
無理に抜こうとすると、今度はそこが傷になります。カミソリのように一気に悪くなるわけではありません。
ただ、続けているうちに、気づくと赤い点と黒い点が両方増えている。
そういう悪くなり方でした。
カミソリ・除毛クリーム・毛抜きで一番ひどかったのは?
どれも悪くなりましたが、順番をつけるならカミソリが一番ひどかったです。
理由は3つあります。
ひとつは、範囲が広いことです。毛抜きは1本ずつですが、カミソリは一度に太もも全体を削ります。
ふたつめは、頻度です。すぐ生えてくるので、週に何度も剃ることになります。
そのたびに毛穴が傷つきます。みっつめは、やめにくいことです。
剃った直後の見た目が良いので、悪いと分かっていても続けてしまいました。
毛抜きは、地味にじわじわ悪くなるぶん、やめる判断も遅れました。
除毛クリームは、失敗が派手だったので早めにやめられました。
皮肉なことに、一番痛い目に遭った除毛クリームが、一番被害が少なかったことになります。
自己処理をやめたら太もものブツブツが止まった
結局、3つとも試して分かったのは単純なことでした。毛を処理しようとするたびに、毛穴が傷つきます。
傷つけば炎症が起きます。炎症が起きれば赤い点が増えます。
私の太ももは、毛が濃くて太いので、処理の回数も人より多くなります。
つまり自己処理を続けるかぎり終わらないということです。
この結論に行き着いて、28歳のときに医療脱毛を選びました。
写真と施術について
掲載している写真は私自身の太ももです。
受けたのは医療脱毛で、28歳のときに太ももを含む足全体とヒゲを施術しました。
赤いぶつぶつが減りはじめたと感じたのは、通いはじめて1か月ほどたったころです。
痛みは毛が濃いところほど強く、足はほとんど感じませんでしたが、ヒゲはかなり痛みました。
施術のあとに毛嚢炎が出たことは、私の場合はありませんでした。
料金はクリニックと部位の組み合わせで大きく変わるので、カウンセリングで確認してください。
毛の濃さも肌質も人によって違うので、同じようにやって同じ結果になるとは限りません。
肌の症状が続くときは、自己判断せずに皮膚科で診てもらってください。
毛が減ると、そもそも処理する必要がなくなります。剃らない、抜かない、クリームも塗らない。
毛穴を傷つける行為が全部なくなりました。
通いはじめて1か月ほどたったころ、新しい赤いぶつぶつが出ていないことに気づきました。
毛が抜けはじめて、剃る必要がなくなったのと同じ時期です。
剃らなくなったので、毛穴が傷つかなくなりました。
何年も薬で止められなかったものが、処理をやめただけで止まりました。
処方薬でも止まらなかった経緯は毛嚢炎にゲンタシンなど抗生物質を塗っても再発した理由に書いています。
いま同じことをしている人がいたら、ひとつだけ言いたいことがあります。
剃った直後の見た目で判断しないでください。私はそれで何年も損をしました。